我慢しても報われない

このブログを開設してからはや半年。
ブランディングとか僕には似合わないし、自分の何をブランド化させるか決まっていないので、このブログは思考整理のために使うことにした。(最初は「いらっしゃいませ!」などと、のたまっていたが)


さて、先日、高校時代の旧友(♀)とご飯を食べる機会があった。彼女は浪人しているので、社会人になってちょうど1年というところ。


彼女は古い保険会社に勤めていて、やはりそこの人間も古い考え方なのかなと感じた。というのは、先輩に「1年目はもっと苦労した方がいいよ」「我慢しろよ」(正確ではない)のようなことを言われたらしい。


どんなタイミングで、どんなことを意図して先輩が言っていたかはわからないが、「我慢すればいつかは報われる」という考え方が大嫌いな僕は、そのようなことを聞いて、残念に思った。


前からぼんやりと問題意識としてあったのが、「我慢すればいつかは報われる」という考え方。今日はそれについて書いてみようと思う。


そもそもなんで僕は、「我慢すればいつかは報われる」という考え方が嫌いなのか。簡潔に言えば、その考えでは成長できないから。


そのような思想はどこから生まれたのか。

恐らく、親の世代(1940年-50年代生まれ)から「我慢すればいつかは報われる」といった思想が植えつけられているのではと思う。その世代は、1960年代の高度経済成長期を体験し育ってきており、その時代では、労働者は労働環境が悪くても我慢して給料もあがっていったし、国力も一気に成長した。

しかし、今の時代は違う。バブルが崩壊してそこから現在まで、失われた10年と揶揄され(むしろ20年か?)、給料もあがらない。我慢して成長できる時代はとっくに終わっている。上記の世代でも一部の有識者はこれに気づいており、自分のやりたいことやれだの、起業しろだの煽っている?が。


要は、我慢しても報われない時代だ、今は。


我慢しないでやりたいことやろうではないか。やりたいことやって成長するかどうかは本人次第だが、やりたいことやらないで我慢して、成長しないよりマシだ。僕はそう思う。


やりたいことやろう。
僕もわがままに生きる。